変形ARマーカの高速かつ高精度な姿勢推定

論文情報

浅野 右京,山内 悠嗣,“変形ARマーカの高速かつ高精度な姿勢推定”,電子情報通信学会 東海支部 卒業研究発表会,2024.

概要

2次元コードが急速に普及し,キャッシュレス決済や ロボットの自己位置推定など様々な用途で利用されている.しかし,2次元コードが変形すると,認識や位置・姿勢推定が難化する.深層学習により変形した2次元コードの3次元位置・姿勢を推定する手法が提案されたが,姿勢推定精度と計算時間に課題があった. そこで,本研究では変形を除去するモデルと姿勢を回帰推定するモデルをEnd-to-Endで学習した手法を提案する.変形を除去するタスクと同時に姿勢を推定することで,姿勢推定精度の向上が期待できる.また,従来手法は最近傍法による姿勢推定であるが,提案手法は全結合層にて回帰推定を行うため計算量を削減できる.

ポスター

Bibtex Reference

@inproceedings{浅野2024, 
  author = {浅野 右京 and 山内 悠嗣},
  title = {変形ARマーカの高速かつ高精度な姿勢推定},
  booktitle ={電子情報通信学会 東海支部 卒業研究発表会},
  year = {2024},
}