エッジコンピューティングのための圧縮画像認識

論文情報

高瀬 俊希,戸谷 響,西片 智広,山内 悠嗣,“エッジコンピューティングのための圧縮画像認識”,ビジョン技術の実利用ワークショップ,2022.

概要

近年,エッジコンピューティングを利用した画像認識システムの普及により,インターネットに接続された低スペックな端末においても,高機能な画像認識技術が利用できるようになった.しかしながら,高画質・高解像度の画像のようにデータサイズの大きいファイルを送受信すると,通信時間の増加やネットワーク帯域に負荷がかかる問題が発生する.そこで,本稿では,エッジコンピューティングを活用した画像認識システムにおけるデータ通信量を削減するために,画像の圧縮・復元と画像認識を行う 2 つのネットワークから構成されるフレームワークを提案する.クライアント側では,データ通信量を削減するためにエンコーダにより画像を圧縮してエッジサーバへ送信する.エッジサーバでは圧縮データをデコーダにより復元した画像を認識する.本稿では提案するフレームワークを画像分類と物体検出の 2 つのタスクに適用し,その有効性を確認する.

スライド

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Bibtex Reference

@inproceedings{高瀬2022, 
  author = {高瀬 俊希 and 戸谷 響 and 西片 智広 and 山内 悠嗣},
  title = {{エッジコンピューティングのための圧縮画像認識}},
  booktitle = {ビジョン技術の実利用ワークショップ},
  year = {2022},
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